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2024年07月30日 オムロンヘルスケア,鹿島アントラーズ,アスリートメッド,鹿嶋地域の健康増進プロジェクトに向け実証実験開始

オムロンヘルスケア株式会社(本社所在地:京都府向日市、代表取締役社長:岡田 歩、以下オムロンヘルスケア)、株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー(本社所在地:茨城県鹿嶋市、代表取締役社長:小泉 文明、以下鹿島アントラーズ)、アスリートメッド株式会社(本社所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:石嶋 正幸、以下アスリートメッド)、は、鹿嶋地域に暮らす住民が健康的で充実した生活を送るための健康増進プロジェクトを新たに立ち上げます。このプロジェクトでは、変形性膝関節症などにより日常歩行に悩みを抱える人を対象とした介護予防プログラムを開発し、2024年8月から茨城県立カシマサッカースタジアム内にあるアントラーズスポーツドックにおいて提供を順次開始します。

オムロンヘルスケア、鹿島アントラーズ、アスリートメッドの3社は、昨年よりアントラーズアカデミー所属選手のケガ予防と疲労回復を目的としたコンディショニングケアについて、アスリートメッド社の専門トレーナーや施設を活用しながら連携を図ってきました。一方で、鹿嶋地域の活性化にはシニア層が抱える健康課題の解決が必要不可欠です。そこで、3社はこれまでアントラーズアカデミーの取り組みで蓄積した疲労回復やけが予防、ケアを継続するためのモチベーション維持に関するノウハウを、スポーツ領域にとどまらず、より多くの地域住民の健康増進に向けて展開を拡大し、鹿嶋地域の健康寿命延伸のサポートを目指していくこととなりました。

今回提供する介護予防プログラムは、鹿島アントラーズがトップアスリートを育成する中で培ったトレーニング継続のためのコーチングノウハウと、アスリートメッド社が蓄積してきた鹿嶋地域住民の健康課題に合わせた機能改善プログラム、オムロンヘルスケアが開発した膝専用低周波治療器の活用ノウハウを集結して開発した独自プログラムです。 提供開始後から約3カ月間で利用者への定期的なアンケートを実施するほか、専門トレーナーとオムロンヘルスケアの学術研究員による効果検証を行います。これにより、プログラムを継続的に改善し、さらに鹿嶋地域住民の健康課題に対応したものへと強化していきます。
プログラムの対象は変形性膝関節症などによる膝痛が原因で思うように歩行できない人となり、膝痛は60~70代の約2人に1人が症状を訴えているというデータ*もあり、多くの人が悩む症状の1つです。膝痛により日常の活動が制限されると、膝周りの筋力が低下して痛みが増して、さらに活動が制限されるという悪循環が起きます。膝痛を改善するためには、無理のない範囲で適度な運動を継続して膝周りの筋力を強化することが重要です。しかし、膝の痛みによるストレスから運動を中断してしまい、その結果運動量が減り膝痛が悪化するケースが多く発生しています。本プログラムでは、アスリートメッドが運営する「アントラーズスポーツドック」で提供されている介護予防プログラムを進化させるとともに、当社の膝専用低周波治療器をプログラムに組み込むことで膝の痛みを緩和しながら、膝痛改善を支援します。

なお、本プログラムは、鹿島アントラーズで11シーズンにわたってFWとして活躍し、クラブ歴代最多のリーグ89ゴールを記録するなどの実績をおさめ、現在はアントラーズスポーツドックでトレーナーを務める長谷川祥之によるオリジナル監修プログラムです。

今後も3社は、スポーツ領域に留まらず、フレイルや介護予防の領域など幅広い領域において、それぞれが有する専門性を活かした健康プログラム等の提供により、多くの人々の健康寿命延伸に貢献していきます。

詳しくは、公式サイトをご覧ください。

オムロンヘルスケア株式会社 公式サイト
https://www.healthcare.omron.co.jp/

オムロンヘルスケア株式会社 ニュースリリース
https://www.healthcare.omron.co.jp/corp/news/2024/0730.html

アントラーズスポーツドック 公式サイト
https://kashima.antlerssportsdoc.com/wp/